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主に作品のレビューを投稿してるBLOGです。
音楽と小説が多いかなー。
2007年11月18日(日)  スポンサーサイト

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2007年11月18日(日)  闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3)
JUGEMテーマ:読書

■「BOOK」データベースより
女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。
おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、
養父ジグロの汚名を晴らすために。
短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を
抜けていく彼女を出迎えたのは―。
バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。
壮大なスケールで語られる魂の物語。
読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。


ラルクが主題歌をやらなかったら、きっと読まなかった
かもしれない小説。小説の存在は知っていたけど、
児童小説だったから手を出さずに来ていたから。
私がこの「守り人シリーズ」を知ったときには中学生くらい
だったと思うし(笑)

今回の「闇の守り人」は前回の「精霊の守り人」と比べると
比較的現実的な話。国の権力者が自分の地位を守るために
真実を隠蔽。子供にも嘘を付かせてでも自分を守る。
今の日本と同じ。
それを児童小説で描いちゃう。
それが凄い。
特に今回は死者であるジグロが物語の核として関わってくる。

解説でも書いてあったけど、この「闇の守り人」は子供
よりも大人の方が支持の篤い話らしい。
それはやっぱり死という大人に身近なものが素材となって
いるからなのかなー…と。
来年の春には第三弾が文庫になるようなので、それを
楽しみにして待つことにします。
| 【小説■ファンタジー】 | 12:06 | comments(11) |
2007年11月18日(日)  暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
JUGEMテーマ:読書


内容(「BOOK」データベースより)
視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。
職場の人間関係に悩むアキヒロ。
駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。
犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅に
うずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない
振りをしようと決める。
奇妙な同棲生活が始まった―。書き下ろし小説。



ミチルサイドとアキヒロサイドの二つが交互になって構成された小説。
乙一さんの作品はグロテスクなのばかりかと思っていたから、こういう
小説は意外性があって面白かったです。
小説の前半はあんまり話の進展がなくて、どうしようかな〜って思った
ところもあったけど話が確信に迫ったときは読むスピードもUP。

盲目の人の心理状態とか凄くよく描かれている印象がありました。
真っ暗な世界に一人置いてけぼりになったら、外に出るのが怖くて
家という殻に閉じこもっていたくなる…。
そんなミチルの気持ちがダイレクトに伝わった小説です。

こういう乙一さんの作品はまた読んでみたいです♪
| 【小説■ミステリー】 | 11:48 | comments(1) |
2007年11月17日(土)  犯人に告ぐ 上 (1) (双葉文庫 し 29-1)
JUGEMテーマ:読書


■「BOOK」データベースより
連続児童殺人事件―姿見えぬ犯人に、警察はテレビ局と手を組んだ。
史上初の、劇場型捜査が始まる。


「犯人に告ぐ」(上)(下)併せたレビューです。
こちらも映画化が決定して、つい最近買った小説です。

最初はそんなに期待してなかったというのが素直な感想。
今まで流行る小説って何処か面白く無かったりしたから…
その反動でこの小説にも期待してなかった。
買うに至った経緯は裏に書いてあったあらすじ。
「川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は〜…」ってところで
興味が沸いたから。

川崎市は私の地元。
しかもこの小説の舞台になっている宮前警察署は更に地元。
だからこの小説を読んでいて作者の書いた場所が何となく
想像が付く。想像が付くから更に面白い。
止められない。
そんな小説です。
本当に最初に面白くないと思ってしまった自分が恥ずかしい。
ミステリーの小説でここまで集中したのは久し振り。

キャスティングも豊川さんって知っている状態で読んだから、
私の中の巻島さんは豊川さんのあのポスターのまんまに
固定されてしまったけれど、全然違和感ない。
むしろピッタリな気がするし。

ここまで有名になった小説の舞台が川崎市を中心になってるなんて
凄い!何か嬉しくなった!(笑)
この作者の作品を他にも読みたくなりました。
| 【小説■ミステリー】 | 19:26 | comments(0) |
2007年11月17日(土)  Hurry Xmas(初回生産限定盤)(DVD付)
評価:
L'Arc〜en〜Ciel,TETSU P’UNK,Hajime Okano,Daisuke Kume,P’UNK~EN~CIEL,hyde
KRE(SME)(M)
¥ 2,370
(2007-11-14)
JUGEMテーマ:音楽

ラルクのクリスマスソング!!!

出だしから夢の世界に行けるっていうhydeさんの言葉通りの曲。
PVもめちゃくちゃ可愛いし…(*´ェ`*)はふーん。
白・黒・赤っていうメンバーが統一したカラーの衣装を着てるのも
ツボだね!!今までそんな感じのが無かったし。
だから余計に好きだよー!!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
サンタも沢山居るし。
サンタと仲良くしてるラルクが可愛くて仕方ない!!
しかもkenちゃんのギター姿が…!!(*´д`*)ハァハァ
ギターソロ最高!!
難しいとkenちゃんが嘆く理由は激しく納得できるけど…(笑)

2曲目の「I Wish」のPVは面白かったです。
teちゃんのソロプロジェクトかと思いました(笑)

でもライブ感が満載で良いと思う!
パンクはどっちかというと弾けてる印象だし。
メンバー皆どのパートが本職か忘れてしまうくらい楽器を
練習してるし…。そういう努力を惜しまない姿勢が大好きです★

料金は約2,000円って事で高めのプライスだけど、この限定生産版は
購入して損なし!!
中にはラルクには珍しい特典が沢山!
本当にラルクからのクリスマスプレゼントって思える一品です。
パッケージもトナカイのデザインも全てがお気に入りです!!
| 【CD■L'Arc】 | 18:53 | comments(0) |
2007年11月17日(土)  探偵ガリレオ (文春文庫)
評価:
東野 圭吾
文藝春秋
¥ 540
(2002-02)
内容(「BOOK」データベースより)
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、
池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…
警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件に
ぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。
常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーの
シリーズ第一作。


「探偵ガリレオ」はドラマ化が決定して購入した本。
普段は話題の図書は読まない私だけど、時代の流れに沿ったものを
読むことにしてみた(笑)

短編が5話くらい入っていて、通勤通学の電車の中で一編が
読める感じ。だから読むのに便利だと思う。
ただその分、内容も五分の一の雰囲気。
まだドラマでは「ガリレオ」を見たことがないけれど、読むより
見た方が楽しいんじゃないかな?って思う一冊。

科学の変化とか現象は文字で見るより実際に目に焼き付けた方が
印象に残るし面白い…と思う。確かに読んでいて「なるほど」と
思うことがあったとしても、やっぱり何か違うし。
例えばリトマス紙の反応を取ってみても、結果を教科書上で
見るよりも実験で実際に目の当たりにする方が楽しいじゃん?
そういう感じ。(笑)

湯川教授のキャラクター性があって凄く興味が惹かれる図書だと
思います。でも科学に詳しくなかったので、★がちょっと減点。
| 【小説■ミステリー】 | 18:44 | comments(0) |
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